共同研究の集大成

昨日約1年間やってきたLIONとの共同研究の発表が行われた。

 

江戸川区平井にある研究開発本部で行われたのだが、周りがこち亀に出てきそうな街並みだったので「本当にこんなとこあるん?」という感じだったが、建物自体はすごかった。

 

スケジュールとしては

先生の説明→100年後料理→100年後掃除→休憩→ブラッシングなし歯ブラシ→100年後皿洗い→フィードバック→懇親会という流れだった。

 

まずは先生のUXデザインの説明だったが、正直いうと先生の話が今回の中で1番学べたものが多いといっても過言ではなかった。

 

中でも「センスメイキングサービスデザインプロセス」や体験のプロトタイピング、経験経済、「日本人に足りてないのはビジネストレンドの掴み」などこれから先どの業界に就職しても使えそうなことを話してくれたのでとても参考になった。

 

LIONの方々もすごく頷いていたので、付加価値が高いものを得られていると感じた。

 

そして発表。

まず「100年後の料理」である私達のグループがトップバッターになった。

 

中身を詳しく書くと長くなるので端的に説明すると、我々は料理の価値を「美味しい食事を作る」のではなく、「人との触れ合い」に重点を置き、そこから大切な人と料理を通じて人間力を高めていくというもの。

 

そのため「ハレの日に亡くなった人と会えるロボットと料理をし、前向きに生きていける」というサービスを考えた。

 

これにより様々な感情を取り入れるemotion事業ができるのではないかとたどり着き、「料理によって今日を愛する人を増やす」というまとめに落ち着いた。

 

質問タイムでは様々なものが出たが、「この製品によりハレの日だけではなく、異性との出会いなど過去の人だけでなく現在、そして未来の人と会える事業もできるのではないか?」というのは製品の軸が拡大するのでとてもいい質問だった。

 

続いては「100年後の掃除」。

 

内容は掃除の価値を増やすというもの。

サービス内容は「家具に感情などの人間的機能を取り入れて、使用する人の分析を行い、この人と価値が合いそうな異性の人と出会える」といったもの。

 

これにより「掃除をして部屋を綺麗にする」という価値だけではなく、「異性との出会い」だったり「自己分析」などの価値を与えることができる。

 

個人的な感想としては全グループの中では1番わかりやすく、まとまっていたためとてもよかった。

 

こういう家具があれば掃除もしたくなるだろうし、「モテのため」という目標もできるだろうからより掃除は捗りそうである。

 

3番手は「ブラッシングしない歯ブラシ」。

 

内容は「MITE」という液体状の飲み物であり、これを飲むことによって口内と腸を綺麗にするというもの。

 

腸にこだわったのは体内の臓器の中で最も重要な部分であり、ここが綺麗になれば身体全体綺麗になるというもの。

 

それにより理想の自分を作り、自身が持てるようになるというのが価値。

 

個人的にはとてもいいのだが、いくつか疑問点は残った。

 

例えば「口内と腸以外は綺麗にならないのか?」だったり、「薬としても使用することは可能なのか?」など主に効き目の部分。

 

まあ効き目を聞いても仕方ないので質問しなかったが、口内と腸だけでなく全身の臓器を綺麗にしてほしいなーというのはあった。

 

最後が「100年後の皿洗い」。

ここは皿そのものを無くすという発想に至り、皿を変えるのではなく、料理をグミ状のものにして皿を無くすという斬新なアイデアを持ってきた。

 

それにより使える時間が増えたり、シェアハウスが増え、全体としてのコミュニケーションを取ることができるというのが価値。

 

価値の部分は少し我々の班と似ていたので、繋がってる部分はあった。

 

この班のアイデアもとてもよかったが、料理がグミになるのは嫌やなぁというのが自分の考え。

 

100年後は生きていないだろうが、やっぱり固形物は食べたいし、グミだけというのも次第に飽きてきそうな気はする。

 

そのため視覚も利用して、バーチャル的なものを出せばよいのではないか?というのは頭に浮かんだ。

 

同じ発想を持っていたのか、LIONの方が似たような意見を出してくれた。

 

 

以上が各グループの発表。

フィードバックでは2名の方が話してくれた。

 

全体的によかったらしく、今後使えそうなものもありそうと言ってくれたので、約1年間考えたのはよかったなと感じた。

 

そして懇親会では自分は途中で抜けたものの、結構ワイワイしてたのでよかった。

 

 

終えてから感じるのはやはり「未来を考えるのは難しい」というもの。

商品企画の難しさがすごく分かる気がする。

 

そのためユーザー行動観察やインタビューを利用したり、自分たちで試作を演じてみるなどの行動が大事なのだなと改めて実感できたのはすごくよかった。

 

来年は論文なのでこういったものをやるのは難しいだろうが、この経験を活かし就活やその後社会に出てからも活用していきたい。