未来デザインネクスト

今回のゼミは六本松にある福岡市科学館で未来デザインネクストというイベントに参加することになった。

 

このイベントは未来に必要なデザインやクリエイティブな視点を学ぶための公開型デザイン・フォームであり、トップのデザイナーなどが講演をしてくれるといったものだった。

 

私は13時からの菅俊一さんによる「気づく→考える→作る 「仮説とその検証」によって生む表現」という講演を聞いた。

 

菅さんがいうには「仮説とその検証」とは気づきを得て、仮説を考え、作って検証するという創造のための強力なプロセスであり、質の高い創造性を獲得するために必要なものであるらしい。

 

そしてその創造性を支える3つの思考技術が観察、分析、発想である。

 

観察は踏み台としての規約を作り先入観を操作、意識的にコントロールする。

 

分析は観察したもの同士の共通点を探し、物事の抽象度を下げて理解する。

 

発想は観察・分析をもとに新しいいい仮説を作るという特徴を持っている。

 

その中でも特に面白いなと思ったのが観察にある先入観のコントロールというものである。

 

例えば水が入ったペットボトルに有名な会社の飲料水のラベルが貼ってありそれを貰えるならもらう側は遠慮せずにもらうであろうが、もし同じ水でラベルに雨水と書いてあったらもらう側は躊躇するであろう。

 

このように人間は中身は同じなのにラベルの文字だけで認識し、勝手に勘違いをするなど先入観にコントロールされているのである。

 

たしかにこの先入観というものは意外にも周りに多いなと思った。

 

私自身が体験した例を挙げると、バイト先でいつも置いている場所とは別にカートを配置する場所があり、その横にベビーカーを置いてあるが、人が多くなるとカートを補充するためカートがなくなることが多くなる。

 

そして完全にカートがなくなると、ベビーカーを使った客は勘違いをしているのか、ベビーカーが置いてあるにもかかわらず、横のカート置き場にベビーカーを直すのである。

 

そしてひどい時にはベビーカーが本来の置き場に一個もなく、横のカート置き場に全部あるという状況もある。

 

ただそのカート置き場にたった一つカートを置くだけで、客は元のベビーカー置き場にベビーカーを直していくのである。

 

そのためこの場合もカートを一個置くだけで客は「ここはカート置くとこか」といった先入観を持ち、元のベビーカー置き場に戻すという今思うと面白い現象だなと思う。

 

そのため日常生活にも意外に先入観というものは多く紛れているんだなということを菅さんの話で改めて知った。

 

そして最終的な締めとして新しいいい仮説を得るためには

・違和感を見逃さない

・理由や要因を言語化する

・具体的な事象について抽象化し、特徴を抜き出す

・見つけた違和感と知っている知識の見えない関係性を構築する

 

そのため日々の観察と言語化が未来のアイデアをつくるために重要なことであると学んだ。

 

最後の締めはいい仮説を作るだけではなく、これから先の仕事や勉強をしていく上で重要なことであると個人的には思った。

 

 

今回のイベントでは気づいたら考えて作る、いい仮説の作り方などとても重要なことを学べたので良かったと思う。

 

これを今後のゼミ活動や就職活動につなげていければいいなと感じた。